“水の浄土”と称される琵琶湖は、日本最大かつ最古の湖として、深い静けさと包容力をたたえています。船で湖上へ出れば、風の音と水面のゆらぎだけが響く別世界。観光地の喧騒から離れ、呼吸がゆっくりとほどけていく感覚に包まれます。
京都や大阪からすぐの場所にありながら、大津には観光地化されすぎていない穏やかな風景が広がり、“都市の隣の静寂”という特別な体験が生まれます。湖畔の空と水の広がりは、思考に余白をもたらし、心を静かに整えてくれます。
また、この地の水辺は古くから祈りや暮らしと深く結びつき、「琵琶湖とその水辺景観-祈りと暮らしの水-」として日本遺産にも認定されています。自然と文化の記憶が溶け合う大津だからこそ、表面的な観光では得られない“内側からの再生”が静かに芽生えていきます。



